高専の寮を出て、いよいよ一人暮らし。
期待と不安が入り混じる中、最初にぶつかる壁が「何を買い揃えればいいの?」という問題です。
寮生活では共有のものや備え付けのものが使えたりしていましたが、一人暮らしとなると、これらを全部買い揃える必要があります。
とある高専生の母全体像を描かないで買い物に行ってしまったため、あとから「これも必要だった」と何度も買い物に行く羽目になりました。
初めての一人暮らし準備には落とし穴がいっぱい。
本記事では、娘が実際に寮を出て一人暮らしを始めた際の購入品リストと失敗談をすべて公開。実体験に基づいた情報をお届けします。


寮を出る前に知っておきたいこと


一人暮らしの準備は、部屋の契約から入居まで約2週間〜1ヶ月が理想的です。
鍵の引き渡し日に合わせて家電配達を予約すると、一度で済んで効率的です。
総予算の目安(我が家の実例)
実家からの持ち込み品を最大限活用しても、初期費用は約20〜30万円かかりました。
内訳の目安:
- 家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなど):約10万円
- 家具(ベッド・机・椅子など):約5〜7万円
- 日用品・雑貨:約2〜3万円
- その他(工具、予備費):約1〜2万円
3月・4月の新生活キャンペーンを利用すれば、セット割引で2〜3万円は節約できます。



今は値上がりして、もうちょっとかかるかも。
買い物の進め方のコツ
失敗から学んだ、効率的な買い物の進め方:
- 事前にリストを作成:カテゴリー別(家電・家具・日用品)に整理
- 優先順位をつける:初日から必要なもの vs 後で買い足せるもの
- 寸法を測る:特にカーテン、ベッド、机は必須
- 熱源を確認:IHかガス(都市ガスかプロパンか)かで調理器具が変わる
- 購入品と購入先をリスト化:何度も往復しないよう、集中して購入



全体像を描かずに買い物に行くと、私のように「沼津市ほぼ横断」を何度もすることになります。
【カテゴリー別】必需品リストと購入のポイント


1. 家電製品編|セット購入で賢く節約
大型家電(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)
新生活応援キャンペーンの活用法
3月、4月は各家電量販店で新生活応援キャンペーンが開催されます。我が家はエディオンで冷蔵庫と洗濯機をセット購入し、アパートまで配達してもらいました。
セット購入のメリット:
- セット割引で2〜3万円お得
- 配達日を統一できる
- 設置・引き取りサービスがまとめて受けられる
電子レンジもセット購入できましたが、我が家は別途購入。理由は店頭で実物を見て選びたかったから。あれこれついた多機能タイプよりも単機能レンジで十分だと判断し、17Lのコンパクトタイプを選びました。
キッチン家電(炊飯器・電気ケトル・オーブントースター)
我が家は単身赴任の父が使っていた1.5合炊きのお下がりを使用。



この炊飯器を見た友人たちみんなから、「ちっちゃ~!」って言われるよ
- 1.5合炊き:女子や小食の方向け、毎回炊きたてを食べたい方向け
- 3~5合炊き:よく食べる男子、作り置きしたい派向け
電気ケトルはデザイン重視もあり
娘は気に入ったデザインの可愛らしいものを選んでいました。毎日使うものですし、せっかくならお気に入りのデザインにしたいですよね。
オーブントースター
パンを焼いたり、ピザを焼いたり、オーブントースターは何かと便利です。
オーブン機能とレンジ機能が一体となったオーブンレンジはスペース的に良さそうに思えるかもしれませんが、使い勝手が悪いので、機能別に購入しました。
ガスコンロ
家電量販店ではガスコンロを扱っていないため、ホームセンター(カインズホーム)で購入しました。
娘のこだわり:
インテリアを白で統一させているから、ガスコンロも白がいい!
ということで、



白いガスコンロを探しましたよ。
購入前に確認すべきポイント:
- ガスの種類:都市ガスかプロパンか
- 設置スペース:キッチンの幅を測定
- 魚焼きグリル:要らなかったけれど、白いコンロはついているものしかなかったので仕方なく
その他(掃除機など)
マキタ充電式掃除機を選んだ理由
マキタの充電式掃除機が欲しかったのですが、家電量販店では扱っていなかったため、ホームセンター(カインズホーム)で購入しました。
選んだポイント:
- 職場で使用していて性能を実感済み
- コードレスで取り回しが楽
- 価格が手頃(1万円台前半)
- 紙パック式でメンテナンスが簡単
一人暮らしのワンルーム〜1Kなら、大型掃除機は不要。コードレスで十分です。
2. 家具・インテリア編|ニトリ活用術
必須家具リスト
購入しなければならない家具類は、ほぼニトリで買い揃えました。家にあるもので持っていけるもの(キッチンワゴン等)は、できる限り実家から持参しました。
我が家が購入したもの:
- ベッド(パイプベッド)
- 布団セット
- 机(Nクリックボックスデスク:意外と使い勝手が悪く、大学進学時に買い替え)
- イス
- カーテン
- バスマット
便利かなと思ったけれど、使い心地はよくなかったらしい。普通のデスクをおすすめします
ニトリで賢く買う方法
ネット注文→店舗受取のメリット
予めわかっているものはネットで注文し、店舗に取りに行くスタイルが効率的でした。
店舗で実物を見たものの、実際にはお取り寄せしなければならない商品もあり、後日再度店舗に取りに行くこともありました。余裕を持って注文しておいた方がいいですね。
- 在庫確認が事前にできる
- 店舗で探し回る時間を節約
- 送料無料(店舗受取の場合)
- 実物を確認してから持ち帰れる
店舗で実物を見たものの、実際にはお取り寄せしなければならない商品もあり、後日再度店舗に取りに行くこともありました。余裕を持って注文しておいた方がいいですね。
買い取りサービスの活用
ニトリで購入したものは、いらなくなったらニトリで買い取りしてくれます。
卒業後や引っ越し時に処分に困らないのは大きなメリット。高専生は5年後、専攻科や大学進学、就職などで再度引っ越す可能性もあるため、この制度は助かります。
組み立て家具のコツ(機械科ならではの視点)
車に積み込んで部屋に運び込み、自分たちで組み立てました。その際、娘から機械科らしいアドバイスが:



ネジはちゃんとたすきに締めしていってよ!最後はレンチを叩いてしっかり締め込んでね
組み立てのポイント:
- たすき締め:対角線上のネジを交互に締める(歪み防止)
- 仮締め→本締め:一度軽く全体を締めてから、最後にしっかり締める
- レンチを叩く:最後の締め込みは、レンチをハンマーで軽く叩いて増し締め
- 二人作業:一人が支え、一人が締めると効率的



さすがは機械科!私が大学生だった頃、カラーボックスを組み立てているとき、当時交際中だった夫にも同じことを言ってたよ。血は争えんね(笑)。
工具セットを用意しておくと便利
組立家具に簡易工具は付いていますが、工具セットを用意しておくと二人作業ができますし、何かと便利です。
特にあると良いもの:
- ソケットレンチセット
- プラスドライバー(複数サイズ)
- ゴムハンマー
- 六角レンチセット
一人暮らしを始めると、家具の組み立て以外でも使う機会があります。
店舗選びのコツ
ニトリ三島店は日大が近いからなのか、他店舗に比べて家電が充実していました。沼津店よりも三島店のほうが一人暮らし需要が高いからか、一人暮らし向けの商品を探すのなら、三島店のほうがおすすめです。
具セットを用意しておくと二人作業ができますし、何かと便利です
日用品・雑貨編|見落としがちなものリスト
寮生活では共有のものを使えていたため、一人暮らしで初めて必要になるものがたくさんあります。これらを買い揃えるために、カインズホーム(沼津店)を何度往復したことか……(沼津市ほぼ横断)。ダイソーも活用しました。
絶対必要なもの
洗濯・掃除関連
- 物干し竿(室内干し用):一人暮らしでは室内干しが基本
- 洗剤類:衣類用、掃除用、食器用など
ゴミ処理関連
- ゴミ箱:分別用に複数必要(燃えるゴミ、プラスチック、資源ゴミ)
- ゴミ袋:自治体指定のゴミ袋を確認(寮は長泉町だが、アパートは沼津市)
キッチン用品
- フライパン・鍋:後述の注意点を必ず確認
- 包丁・まな板:元々食育用に娘専用の包丁とまな板があったため、それをそのまま使用
- 食器類:寮では支給されていたので意外と見落としがち。家にあるもので
- 箸・スプーン・フォーク:家のものを持っていきました
その他
- 自転車の空気入れ:寮では共同利用できたが、一人暮らしでは必須
- 延長コード:部屋のコンセント位置によっては複数必要
要注意ポイント
ガス vs IH で変わる調理器具
これは一番注意すべきポイントです!
フライパンや鍋は、ガスとIHで購入するものが変わります。IHなのに間違えてアルミ製のフライパンを購入してしまう人は、意外と多いらしいです。
- IH対応:底が平らで磁性のある素材(鉄、ステンレスなど)
- ガス専用:アルミ、銅など軽量素材もOK
購入前に必ず部屋の熱源を確認してから買いましょう。「IH・ガス両対応」と書かれているものを選ぶと安心です。
寮では共用だったもの
意外と見落としがちなのが、寮で共同利用していたもの:
- 自転車の空気入れ
- アイロン・アイロン台
- 掃除機(前章で購入済み)
- ドライヤー(寮によっては共用の場合も)
これらは「あって当たり前」だったので、必要だと気づくのが遅れがちです。
よくある失敗例と対策


初めての一人暮らし準備では、誰もが失敗するもの。よくある失敗例から学んで、同じ轍を踏まないようにしてくださいね。
失敗例1:IH対応を確認せずアルミ製フライパンを購入
これは娘の友人の失敗例です。
失敗内容:
引っ越し後、いざ調理しようとしたらフライパンが使えない!IH対応ではなくガス専用のアルミ製フライパンだった。
IH対応の見分け方:
- パッケージに「IH対応」「オール熱源対応」の表示
- 磁石がくっつく素材(鉄、ステンレスなど)
失敗例2:サイズを測らずに購入
失敗内容:
「このくらいだろう」と目分量でカーテンやベッドを購入したら、サイズが合わない!カーテンが短すぎて光が漏れたり、ベッドが部屋に入らなかったり……。
対策:
- 契約時に必ず部屋の寸法を測定
- カーテンレールの幅と高さ
- ベッドを置くスペース
- 机・椅子を置くスペース
- 洗濯機置き場のサイズ
- メジャーを持参して実測する
- スマホで写真を撮っておくと、買い物時に確認できて便利
特に注意が必要な箇所:
- 玄関ドアの幅:大型家具が入らないことも
- 洗濯機置き場:防水パンのサイズ制限あり
- 冷蔵庫置き場:放熱スペースも考慮
失敗例3:床に家具の跡がついてしまった
失敗内容:
ベッドや机を直接床に置いていたら、退去時に凹み跡がくっきり。賃貸の原状回復で追加費用を請求されることもあります。クッションフロアや畳のアパートは要注意です。
対策:
- 家具の脚にコースターや保護パッドを敷く
- 100円ショップの「家具用フェルトシール」も有効
- 重い家具ほど早めに対策を
我が家の工夫:
娘はベッド・机・椅子の脚にコルクコースターを敷きました。
失敗例4:買い忘れで何度も往復
失敗内容:
全体像を把握せずに買い物に行ったため、「あれも必要、これも必要」とカインズホームを5往復(沼津市ほぼ横断)。時間も交通費も無駄になります。
対策:
- 事前にチェックリストを作成(次章参照)
- カテゴリー別に整理(家電・家具・日用品)
- 初日に必要なものと後回しでいいものを分ける
教訓:
「とりあえず行けばなんとかなる」ことは確かですが、計画的に準備すれば時間もお金も節約になります。
まとめ:計画的に準備すれば大丈夫
高専寮を出ての一人暮らし準備は、確かに大変です。
全体像を描かずに買い物に行って何度も往復した経験から、「リスト作成」と「計画的な購入」の大切さを痛感しました。
多少の失敗は誰にでもあります。いろいろ失敗することも、一人暮らしの良い経験です。
新生活は期待と不安が入り混じるものですが、準備をしっかりすれば、きっと楽しい一人暮らしが待っています。
高専での学びを活かしながら、自立した生活を楽しんでくださいね!













コメント