普通高校であればインターハイを目指しますが、高専生はそれとは別の全国高専大会出場を目指します。
全国高専大会には、
- ロボコン(行け!高専ロボコン部)
- プロコン
- デザコン
- プレコン
- 体育大会
があります。
全国高専大会について、詳しくは公式サイトをご覧ください。
すべて大会についてあれこれ論じられれば良いのですが、
娘が所属している卓球部のことしかわかりません。
あしからず。
東海ブロック大会
競技によって違うかもしれませんが、全国高専大会に出場するためには、まず、各地区のブロック大会で優勝しなければなりません。
簡単なようで、なかなかハードルは高い。
優勝となると本当に厳しいです。
東海ブロックは、
- 沼津
- 豊田
- 岐阜
- 鈴鹿
- 鳥羽
の5校で競います。
持ち回りの当番校
競技によって当番校があり、当番校は毎年変わります。
東海ブロックは5校あるので、高専5年間に1回は地元開催が回ってくるので、地元開催は観戦のチャンス。
そして、当番校の部長が選手宣誓します。
選手宣誓で何を言おうか考えていたのにさ、コロナで中止だよ!
令和2年度の卓球競技は、沼津が当番校。娘は当時部長で選手宣誓をするハズでしたが、残念ながら高専大会そのものが中止になってしまいました。
選手宣誓を見に行く気満々だったのにな……、残念!
続く令和3年度は無観客試合のため、これまた残念ながら見に行くことはできませんでした。
どの競技をどの高専が担当するのか、高専の公式サイトをチェックすればわかります。会場等の詳しい情報は、当番高専の公式サイトで探してください。
東海ブロック大会を応援に行ってきた
みよし市(愛知)で行われた令和元年度はちょっとだけ、令和4年度はホテルを予約してがっつり岐阜まで応援に行きました。
1日目は団体戦決勝までとダブルス2回戦まで。2日目はダブルスとシングルスが決勝まで行われます。
団体戦はすべて、ダブルスは準決勝から、シングルスは準々決勝から公認審判員がつきます。
「公認審判員がつく試合なんて初めて」という1年生が戸惑っている姿が、とても可愛らしい
と思いながら試合観戦をする私は、卓球の公認審判員有資格者。沼津高専当番校の時に審判の声がかかったら、喜んで審判をやりに行っちゃいそう。
令和元年度東海大会
令和元年度の大会は豊田高専が当番校。近かったこともあり、ちょっとだけ見に行きました。
保護者で見に行っているような人は、ほとんどいません!
地元の豊田高専の保護者がちらほらと、どこにでも息子の応援に家族で駆けつける沼津高専の先輩保護者が1家族。
インターハイの地区予選のほうが、応援の保護者いたよな。
令和4年度東海大会
令和4年度の当番校は岐阜高専で遠かったのですが、娘の高専生活最後の高専大会なこともあり、行きましたよ!
まだ新型コロナウイルスの感染症(COVID-19)の心配もありましたが、完全無観客試合ではなく事前登録すれば保護者も観戦可能にしてくれました。
もちろん、登録して、速攻ホテルも予約して。
地元岐阜高専の保護者はもちろんですが、鈴鹿も豊田もまあまあ近いので、鈴鹿と豊田の保護者もちらほら。
沼津高専の保護者は私一人!
こんな遠くまで来るような物好きな保護者はそういないよな
沼津だけ他の高専に比べ離れているから仕方あるまい。
保護者一人でも、他高専の保護者に負けないぐらい、(拍手応援の)音を出してやる!
大会結果
団体戦は、男子は5校中4位で、女子は4校中3位(鳥羽商船高専は人数が足りなくで出場できず)。
ダブルスが3位で、個人戦はまさかの準々決勝敗退。
卓球競技の場合、小学生の頃からやっているクラブ上がりの選手がどのくらいいるかで、チームの強さが決まってしまう面があります。クラブ上がりが数名いるだけで、チーム全体のレベルが格段に上がります。
男女ともに今は岐阜高専にその波が来ているね
岐阜高専が男女とも全種目制覇しました。
大会終了後
他高専の選手たちと仲良く記念撮影♪
夏休み一緒に練習しよう♪
って、LINE交換。昨年は豊田高専の人と一緒に練習をしたけど、今年は岐阜高専の人も誘って……。
明日の友は今日の敵。
全国高専大会に行ったよ
令和元年度、沼津高専は男子団体が全国高専大会に出場。
令和3年度は女子シングルスで娘が全国高専大会に出場しました。
マネージャーとして行った令和元年
沼津高専卓球部男子団体が全国大会への切符を手に入れたときのこと。
(娘の3つ上の代はクラブ上がりの選手が揃っていたため、男子団体3連覇するなど、あの頃は沼津高専男子が強かった)
マネージャー枠で一人連れていけるから、マネージャー登録して一緒に行くからね。
ということで、娘はマネージャー枠で、全国大会が行われる米子(当番校は米子高専)までついて行くことになりました。
鳥取砂丘まで行こうぜ!
と目論んでいたようですが、米子からはだいぶ遠いことが分かり、諦めたのだとか(なにしに行ってるんだ)。
大会では、男子の応援をしつつも、女子の(東海地区代表選手の)試合も気になっちゃって、女子の試合をチラチラ見ていたらしい。
来年こそ全国に来れるように頑張れという圧を感じた。
100%そうでしょう。
選手として
令和3年度、娘はついにシングルスで念願の全国大会への切符を手に入れました。
全国高専大会の会場は福島です。
しかしコロナ対策のため、東海ブロック予選会も全国大会も無観客!
保護者は観に行けないのかよ……、残念。
無観客でなかったら、絶対応援に行っていました。コロナ対策で行けなかったのがひじょうに悔しい。
娘は顧問の先生と、練習相手として男子学生1名とスペシャルゲストのOB1名でいざ福島へ。
何もない田舎だったけど、楽しかった♪
本当に何もない場所があって、大震災の津波の爪痕なのかな?と思うような場所もあったり。
そういう何もないということを見て体験しておくのも勉強の一つ。
肝心の大会結果は、3位決定戦で負けて入賞ならず。
最後に、5年間の振り返りと感謝
1年 | シングルス3位 |
2年 | シングルス3位 |
3年 | 中止 |
4年 | シングルス優勝、全国出場 |
5年 | ダブルス3位 |
3年生まで部活を頑張っても、4年生以上は部活にあまり顔を出さなくなってしまう傾向があります。
実際、令和4年度の大会では出場していた5年生は娘一人だけ。(5年生になると、就職活動や編入試験と重なって、出場したくてもできないことが、たまにあります)。
年度によって違いはあるんだけどね。この年は、たまたま5年生は1人しかいなかったの。
気がつけば、同期はみんないなくなっていました。
女子部員は少ないので、高専での練習相手はいつも基本的に男子。
練習相手に恵まれない中、女子と練習をするために近くの高校の女子卓球部の練習に参加させてもらったり、また、社会人クラブの練習に参加させてもらったり。
いろいろと手配してくださった顧問の先生、練習相手をしてくれた社会人卓球クラブ『MELON SHAKE』の皆様、本当にありがとうございます。
部活動を5年間続けるだけでも、就職や進学に有利になります。
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