コロナの影響で開催されなかった技科大祭が、4年ぶりの開催!
コロナ前の技科大祭の模様がどんな感じだったのかは知らないけれど、学校内に入る機会はそう滅多にあることではないので、行ってきました。
高専のときとは違って、大学に保護者が行くことって、殆どないですからね。
元地元民ですが、豊橋技科大キャンパスに入るのは初めてです。
2023年は10月7日(土)・8日(日)の開催。8日は用事があったので、7日のみ行ってきました。8日はお笑い芸人を呼んでのお笑いライブがあったのですが、観れなくて残念……。
タイムマシン3号と納言のお笑いライブ……。
本記事では、2023年に開催された技科大祭の様子を少し紹介します。
技科大祭に行こう!
技科大祭に行く前に聞いたほうが良かったのかもしれないけれど、行った後に聞きました。
勝手に宣伝。
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技科大祭の様子
我が家も辺鄙なところにありますが、豊橋技科大は辺鄙なところにあるので、車で行きました。
技科大祭実行委員のスタッフたちが、駐車場の誘導をしてくれます。路線バスを利用して来場する家族連れの方々も多く見かけました。
規模、小さくね?
敷地面積の割に学生数が少ないからじゃない?
技科大の学生数は大学院生も含めて約1,500人。
一般的な大祭は1、2年生がメインとなって動きますが、技科大は1、2年生が少ないので盛り上がりに欠けるのは仕方ありません。
というか、朝一に行ったので、単にまだ人が少なかっただけかもしれません。
メインステージ
図書館前に開設されたステージ。写真は吹奏楽部の皆さんによる演奏の様子。
この後、クイズイベントの技科大王が行われていました。なんとなく聞いていたのですが、
豊橋駅から技科大までのタクシー料金はいくらになるでしょうか?
答え……、¥7,000!
なにそれ?!高すぎでしょ!学生には痛すぎる値段。複数人で利用して割り勘してなんとかっ!
駅から遠いことは知っていたけれど、タクシー代を聞いてびっくり!いかに辺鄙なところなのか、よく分かる。
これぞ技科大クオリティー!
工学部らしく、様々な技巧を凝らしたマシンの展示があります。
ロボコン同好会
ロボコン大会出場の輪投げロボット
サーボモーター制御バリバリのロボコン同好会のロボコン。東アジア大会で賞を取ったもの。
スポンサー企業からいろいろと提供してもらって、何度も何度も試行錯誤しながら製作しているそう。
動かす時は、ノートPCをさらに積み込むらしい。
一体何個のモーターを使っているんだろう?
素人目にもすごいです。
レゴ部
子どもたちが興奮してガン見していたのが、レゴ部の作品。
動いているから自然と目を引きます。
ボールを掴んで、ボールをアームにのせて、転がして、飛ばして、運んで、……
レゴモーターを回し、ギアにクランクを駆使して、ボールを何周もさせています。
何この機構学の見本市みたいなレゴたち!かなり古い部品もあるから、代々少しずつ買い足して使っているんだろうなぁ。
1日じゅう動かしていたら、レゴ部品の消耗が心配になってしまうところ。
「名古屋城」とは書いていなかったけれど多分名古屋城。
右は城とヨーロッパ風の町並みを回る電車。
ゼンマイ式レゴ時計
モーターでゼンマイを回して、時を刻みます。
ゼンマイが緩んできたら、モーターのスイッチが入り、ゼンマイが回しているのだとか。
動画で撮っておけば良かった。
どのくらいの正確さで時を刻むのかと聞くと、
1日あたり10分ぐらいズレますかね。
レゴでそれだけの誤差ですんでいるのがすごい!正確に時を刻んでくれる時計と言って良い!
マインクラフトで時計作るのってよくあるけど、レゴで造っちゃうほうがスゴい!
仕組みを聞くと、どこがどうなってという機構を教えてくれました。
この部屋をしばらく借り切ってここで作品を造ったのか、それとも他の場所でパーツごとに作成したものを持ち込んでここで組み立てたのか?
小型作品は他の場所で作成可能だけど、あの巨大な作品をどうやって造ったのだろうか?謎。
自動車研究部
ただの自動車かと思いきや、
一から作ったEV車なんです。
自動車の運転もするけれど、造りもする。時代が時代なのでEV車なんですが、本音はやはりモーターではなくエンジンで走る車が作りたいらしい。
車の総重量200kgぐらいだとか。
模型部
ダンボールガンダム
一般的なプラモデルの作品が置かれている中で、
個人的に、一番目を引きました。
ガレージキットなんて、今時珍しいものもあったよ。フィギュアと言えば、昔はあれしかなかったんだよな。
疲れた時は…
お腹が空いたら屋台で何かを買って食べて、疲れたら室内のカフェで一休み。
さまざまな部活動やサークルが、お店を出していました。
留学生たちが自分たちの国の料理を売るお店は人気で、すぐに売り切れてしまいました。
インドネシア料理とかベトナム料理とか、どんなのか気になるから、食べてみたかったのに、残念!
校舎内にはカフェが何件かあり、写真はジャズ喫茶。部員の方のジャズの生演奏を聞きながら、コーヒーをいただけます。
その他
弓道場で、弓道体験やってます!
道着を着た弓道部の方々が、弓道体験の宣伝。
しかし、技科大祭パンフレットには、弓道場の案内がない!
ということで、google mapで検索すると……
遠すぎん?
すいません、行こうとしたのですが、遠すぎて途中で諦めました。弓道部の方、ごめんなさい。
行ってみよう技科大祭!
ここに紹介したのはほんの一部です。そもそも全部回っていないですし……。
高専とはまた違う大学の雰囲気。大学受験を経て入る一般的な大学とは違い、ほぼ高専卒業生が行く技科大の雰囲気。
なかなか楽しかったです。
他の総合大学の学祭とはもちろんですが、ほぼ単科大学といって良いような静岡大学工学部のテクノフェスタとは、また違った味があります。
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