高専に入学したら、部活動やサークル活動に励むことを考えている人も多いことでしょう。
一般の高校生は、部活動を頑張ってインターハイ出場を目指し、インターハイに出場できなくても、県大会や地区大会で上位に入賞することを目指し、毎日練習を頑張っています。

高専生もインターハイを目指すことはできるの?
高専生もインターハイを目指すことはできます。しかしどちらかというと全国高専大会を目指します。
そもそも高専は普通高校に比べて部活動に対する熱意や年齢構成、練習環境が異なっていることもあり、一般の高校生とは違う土俵で戦います。
高専生は学年により、参加できる大会は下記のとおり。
学年 | 出場できる大会 |
---|---|
1~3年生の春 | 高校生対象の大会(インターハイ予選など) |
3年生夏以降 | 一般の部にエントリー |
4~5年生 | 一般の部および日学連に登録していれば大学生対象の大会 |
1~5年生 | 高専大会 |
高校生の大会は生年月日の制限があるので、留年した場合は上記とずれます。


全国高専大会を目指して!


高専生は、年に一度行われる全国高専大会を目指します。高専大会の前、学校では壮行会が行われ、盛り上がります。
高専大会は、1年生から5年生までと全学年が出場。
下は15歳の1年生から、上は20歳以上になることもある5年生までいます。
地域ブロック大会
高専の数は少ないので、インターハイの予選と違って地区予選から始まるのではなく、地域ブロック大会から始まります。
北海道ブロック、東北ブロック、……。
高専の華であるロボコン部のロボコン大会は、ブロック大会も全国大会もTV放送されるので、ご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか。
全国高専ロボコンはNHKで放送されることも多く、高専生にとって一大イベントです。


ブロックの区割りは運動部はだいたい同じですが、ロボコン大会は異なっています。ロボコン大会は地区ベスト4に入れば全国出場できる点が、他の部活とは違います。



保護者も応援にいけます。1年生と5年生の時、試合を見に行きました。
高専大会を見に行ったときの様子はこちら


競技によって違うと思いますが、卓球の場合は、それぞれのブロック大会での優勝者のみが全国高専大会に出場できます。
娘は4年生の時、女子シングルスで見事優勝しました。



東海ブロック優勝した



東海大会優勝って、すごいじゃん



高校の東海大会とはレベルが違うから!学校の数が少ないから、いきなり東海から始まるんだから!しかも女子なんて人数少ないから全然すごくない。
普通高校へ進学した中学時代の同級生とは話が噛み合わないこともしばしばあります。
あたり前のことですが、女子よりも遥かに分母の多い男子の試合は、見ごたえのある高レベルな試合をしていました。
全国高専大会
地域ブロック大会を勝ち抜けると、全国高専大会に出場できます。
各種目の当番校は、一般社団法人全国高等専門学校連合会公式サイトで確認できます。
高専の男女比の関係で男子の試合はそこそこレベルが高いのですが、女子は一般高校生の大会レベルと比べると、



女子は中学校の県大会レベルかな。
競技人口の分母の関係で、男子よりも女子のレベルが低いのは否定できません。
当番校制度
地域ブロック大会も全国高専大会も当番校があり、種目によって当番校が違います。
インターハイのように、すべての種目が同じ都道府県で行うことはありません。
野球とテニスはA高専、サッカーとバスケはB高専といった感じで競技ごとに変わり、当番校は毎年変わります。
高校と違って高専は遠く離れているので、地域ブロック大会でも泊りがけで大会に参加します。
勝っても負けても、部の仲間たちとバスや電車で移動し、ホテルに宿泊し、ちょっとした小旅行に行くノリになるので、毎年とても楽しみにしているみたい。



何にもない田舎だったけど、全国高専大会は楽しかったよ♪
娘は2年生の時にマネージャー枠で、4年生のときは選手として全国高専大会に行っています。


宿泊を伴う高専大会は、レギュラー以外の部員全員を連れていけるわけではありません。



部活にあまり顔を出さないやつは、おいていく。
低学年は高体連に登録して高校の大会に出場


大会への出場は希望者のみで、全員出場しなければならないというものではありません。
野球部なら夏の大会は甲子園を目指しますし、ラグビー部なら花園を目指します。
インターハイを目指して練習を頑張り、インターハイに出場する高専生だっています(たいてい私立強豪が強いので、インターハイに出場できるような高専生はめったにいません)。



極稀にクラブ上がりのやつがインターハイに出場することがあるくらい
インターハイ地区予選
卓球の場合、インターハイの地区予選が閉寮しているGW中に行われます。出場登録は高専のある地区になるので、遠方の場合、親の負担が大きいです。
高専のある地区が自宅に近ければよいのですが、遠く離れている場合、大会に出場するために高専のある地区に戻らなければなりません。
親が送迎することもありますし、友人の家に泊まったり、ホテルに前泊したり。
卓球の場合はGW中に行われ、シングルスの試合の翌々日にダブルスの試合、さらに翌々日に団体戦……。
えっ!全部出場するの!うちから会場まで100km以上あるけど送迎しろと!!なぜに1日おきに大会なんじゃ?!
なんてことだってありえます。
泣けてきます。



女子の部員が少なくて団体戦が組めないし、ダブルスも実力が近くないと組めないので、シングルスのみの出場でした。シングルのみで残念ですが、親としては助かりました。
遠方の場合送迎が大変なので、上位入賞する見込みのない学生は試合出場そのものを断ってしまうことも多いようです。
しかしなまじ強いと……、断れない……。シード権を持っていたり、強化指定選手に選ばれていたりすると……。



母ちゃんは、送迎と応援頑張るぞ~!
高学年は一般や大学生の大会
高校生の大会の出場年齢資格を超えてしまった上級生は、一般や大学生向けの大会に出場できます。
とはいえ、高専生は4年時の高専大会が終わってしまうと部活動はほぼ引退状態になるので、4年生以降は試合に出場することは殆どなくなってしまいます。
高専4~5年生なら日学連に登録できます。日学連に登録すると、大学生の大会に出場できます。



卓球雑誌を見ていたら、四国学生リーグに高専が参加していました。
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