高校から親元を離れることについて-親離れ子離れ

中学を卒業した後、進学する学校が遠方の場合、子どもは親元は寮生活したり、あるいは一人暮らしをすることになります。

子どもが誕生した時、高校を卒業して大学進学とともに、あるいは地元の実業高校を卒業して地元の企業に就職してしばらくしてから、または結婚してから親元を離れることを想定している場合がほとんどではないでしょうか。

私もそうでした。娘が

とある高専生

高専に行きたい。

と言い出した時、我が家にとってそれは進学すると同時に家を出て寮生活になることを意味しています。

周囲からは、

保護者

中学を卒業したばかりなのに、親元を離れて寮生活になるなんて、心配じゃないの?

と、よく言われました。子を思う親なら当然心配になるでしょう。

  • 朝はちゃんと起きれるかしら?
  • 洗濯や掃除を自分でしなければならなくなるけど、できるかしら?
  • 周りの子たちとうまくやっていけるかしら?
  • などなど

心配し始めたらキリがありません。

では実際にどうだったのか、どう感じたのか、本記事では我が家の事例を紹介します。

目次

意外と自律も自立もできていた

とある高専生の母

今はもう何も心配していませんが、はじめて寮に残して帰宅してきた時は、やはり不安でした。

高専に入学する前から、自分で洗濯も掃除もして、朝は親に起こされることなく自分で起きていたような子なんて、おそらくほとんどいないと思います。

中学時代はどの子もみんな、家では親が洗濯や掃除をしてくれて、朝は起こしてくれていたことでしょう。

それが寮に入り、洗濯や掃除、朝の起床を自分の責任で自分で行わなければならないような状態になると、あらあら不思議、何でも自分でできるようになっちゃっています。

おそらく最初の頃は、選択や掃除などは先輩に教わりながら、ぎこちなくやっていたに違いありません。

なかなかうまくできなかったことも、たくさんあったに違いありません。

  • 目覚まし時計をセットして、朝はちゃんと起きてくる
  • 溜めちゃうことも時にはあるけれど、自分で洗濯
  • 友人たちが遊びに来るので、自分の部屋は自分で掃除
とある高専生

いろいろと失敗することもあるけれど、みんなでワイワイやりながらできる寮生活って、楽しい!

親としては子どもが自立した姿を嬉しく思う反面、寂しく感じることがあります。

これは、親が感じる子離れの痛みなのでしょう。

とある高専生の母

親の助言が必要な時は、ちゃんと求めてくるから、それほど心配いりません!

寮生活というワンクッション

特に男子学生の保護者の方からよく聞く話です。

高専男子保護者

普通はさ、高校を卒業して大学進学とともに一人暮らしになるでしょ。今まで勉強ばかりだったしていた子が、いきなり掃除洗濯料理と家事をしなければならなくなるわけよ。
だけどさ、高専は寮生活というものが間に入っているから、アパートで一人暮らしになったときにスムーズに移れるんだよね。
比べるのは良くないけれど、普通高校に進学した兄弟と比べると、ものすごく実感できることなんだよね。

家ではお母さんが洗濯もしてくれるし、掃除もしてくれます。食事の心配をする必要もありません。

寮生活では寮食こそありますが、掃除や洗濯は自分でしなければなりません。

長期休暇で自宅に帰ってくるたびに、我が子の成長を感じるという保護者の方がほとんどです。

お母さんが体調が悪くて家事ができなかった時、

高専男子保護者

高専の息子は掃除も洗濯もやってくれたのに、普通高校に通う兄弟は何もやってくれなかったんだよね。家を出るときは寂しいと感じたのは確かだけど、高専に行かせて本当に良かった。

なんてことがあるようです。

寮という安心感

本人にとっても、保護者にとっても、下宿ではない寮生活には安心感があります。

男子だけでなく、特に女子の保護者にとっては安心感以外の何物でもありません。

女子の保護者にとってはやはり、

  • 変な虫がつかないか
  • 変な事件に巻き込まれやしないか

というのが最大の心配事でしょう。

門限があり、厳しい寮則のある寮はやはり、女子の保護者にとって安心できる存在。寮生活の間に、身を護ることを少しずつに学んでいるようにもみえます。

男子も女子も寮生活で生活力が磨かれ、自宅に帰ってくるたびに親離れしていっているのが実感できます。

親にとっても、子どもと引き離されていることによって自分の時間ができ、子離れしていっているのが実感できます(私の場合は、やや暴走気味かな?)。

とある高専生の母

自宅通学生と違って弁当を作る必要はないし、自分のやりたいことができる時間ができて嬉しい!

いきなりではなく、寮生活というクッションがあるお陰で、スムーズに、いい意味で親離れ子離れができています。

いい感じに親離れ・子離れができるので、高専に行かせて良かったと、多くの保護者が言っています。

長期休暇等で自宅に戻ってくる機会は意外と多い

学校があるときは寮生活ですが、GWや夏休み、冬休みと行った長期休暇には自宅に戻ってきます。

自宅が近い子は、週末のたびに自宅に帰る学生もいるようです。

中には親が子供のことを心配するあまり、自宅に帰らせるなんていう話を聞くこともあり、

とある高専生

毎週末浜松まで帰る男子がいて、びっくりした

だから、いきなり親元を離れるという感じはなくて、徐々に離れていくという感じです。

親の中にある我が子の姿は中学卒業時のままだったのに、夏休みに帰ってきた我が子は見違えるように成長していて驚いたことは数知れず。

日常のほんの些細な場面で、言葉遣いからいろいろと、近所の同学年の高校生と比べて精神的に成長していることに驚いていました。

娘ちゃんは、さすがだね。しっかりしているね。寮生活で鍛えられているからかな。それに比べて(普通高校に通う)うちの娘なんて……。

こう言われた時なんて、

子どもが誇らしくなる瞬間!

寮生活をさせてよかった。

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この記事を書いた人

沼津高専機械工学科を卒業し、現在豊橋技科大3年生の娘をもつ母です。
娘は2年時:階長、卓球部部長→3年時:棟風紀、学習支援部長、卓球部部長、美化副委員長→4年時:寮生会長、美化委員長
私は教育後援会教育部会副部会長(2年時)→浜松支部副支部長(3年時)→浜松支部支部長(4・5年時)
と歴任しました

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