
高専生はアルバイトができるって聞いたけど、本当?
実際、アルバイトをする高専生は多いです。
アルバイトができることは、普通進学校との大きな違いです。
とはいえ、アルバイトができるといっても学校の規則の制約を受けます。アルバイトをする場合は、校則の範囲内でお願いします。
高専生は普通高校生や大学生とは違うとはいえ、アルバイトでの扱われ方はやはり年令によって変わります。
- 高専1~3年生(15~18歳)
-
一般高校生と同じ年齢に相当する高専生は、高校生と同じ扱いになります。
- 高専4~5年生(18歳以上)
-
大学生と同じ扱い年齢に相当する高専生は、大学生と同じ扱いになります。
本記事では、高専生がアルバイトをするにあたって注意しなければならない学校の規則、人気職種、注意点について詳しく解説します。


高専のアルバイトに関する規則


高専の校則には、アルバイトに関する以下のようなことが決められています。
- 3年生以上で経済的に苦しい学生で許可を受けた者(ただし、長期休暇中はその限りではない)
- 「アルバイト願」を届け出ている
- アルバイトの許可は年度ごと行う
3年生以上ならできるアルバイト
沼津高専では、以下のようになっており、「3年生以上で経済的に苦しい学生に限り、特別な許可を得た場合にアルバイトが可能」となっています。
アルバイトは、学習意欲を喪失させ、生活を乱す危険性が大きので、3年生以上の学生で経済的に苦しく学費、生活費の補助のため、やむを得ずアルバイトをする必要のあるものが、高専生たる健全さを損なわないアルバイト職種で校長補佐(学生主事)が特別に許可した場合を除き、原則として認めない。
ただし、長期休暇中は、修学に支障をきたすもの、危険なもの、学生として好ましからざるものを除き、1、2年生であってもアルバイトを行ってもよい。
『学生生活のてびき』
寮生でも、3年生以上であれば許可をもらって、アルバイトできます。



アルバイトをしたいけど、寮三役になると「何かあったとき困る」ということで、やりたくてもバイト出来ないんだよな~。
友人たちはバイトをしている人が多いらしいのですが、寮の役職仕事が忙しかった娘は寮生時代、残念ながらバイトはできませんでした。
ブラックバイト・闇バイト注意!



どんなアルバイトをするつもりなのか言って欲しいんだけど、言ってくれる学生が少ないんだよね
先生も学生がどんなアルバイトをしているのか知っておきたいので、一言いうなり届け出を出しておきましょう。
学生本人は、アルバイト先がブラックバイトだったとしてもその自覚がないことが多く、沼にハマっていないか先生としては心配なのです。アルバイトに反対するのではなくアドバイスするために、どこに行っているのか知りたいのです。
バイト先に関しては、保護者も気にかけておきましょう。
- 学生の都合を考えないシフト
- 給料未払
ブラックバイト注意!!特に最近は闇バイト!
- SNSで『簡単に稼げる』と誘われる仕事
- 家族構成調査
タイミーなどでは一見闇バイトに見えないような案件もあるので、注意しましょう。
学業に支障をきたすようなヤバいバイトに引っかからないように先生は心配していますし、もちろん親も目を光らせておく必要があります。
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長期休暇に行うアルバイト
長期休暇にアルバイトをする理由は、主に以下の3つの理由があります。
- 暇つぶし
- 社会との接点
- 生活リズムの維持
お金は二の次です。それぞれについて解説します。
暇つぶし
特に長期休暇で実家に帰った学生は、部活動に参加することもできませんし、仲の良い友人たちが近くにいません。



ずっと一人で勉強してるのも飽きるし、暇すぎて頭おかしくなりそう。だからバイトする。
社会との接点
比較的狭い範囲内で生徒たちが進学してくる一般高校とは違い、高専は県内全域&一部県外と、広い範囲から学生たちが進学してきます。
学校があるときは学校近くで生活している高専生も、長期休暇になると実家に帰ってしまいます。



家族以外誰とも喋らず、家にぽつんといるのはしんどい
ということで、家族以外の誰かと接点を持つために、バイトします。
生活リズムの維持
長期休暇は生活が乱れがち。
ですから、生活習慣を乱さないために、先生が長期休暇中のアルバイトを推奨することがあります。



適度なアルバイトであれば、生活リズムが維持されますし、社会勉強にもなります。お金も稼げて、一石三鳥。
低学年の保護者から生活リズムの維持を目的に、塾に行かせたという話を聞いたことがあります。


アルバイトの職種


低学年は飲食店、高学年は塾の講師のアルバイトをすることが多いようです。
自宅が観光地が近い学生であれば、長期休暇に遊園地や温泉地でバイトしているという話も聞きます。
飲食店
飲食店は人気のバイト先の一つ。低学年でもできますし、高学年でも人気があります。
優秀過ぎて時給が上がったのは良いけれど、扶養を抜けなければならないほどに稼いでしまった先輩がいるとかいないとか。



うっかり103万の壁を超えそうになっちゃって、慌ててシフトを減らしたよ。
娘は低学年の頃、すき家でバイトをしていました。



いろいろなお客さんがいるね。バイトは気楽だったけど、社員さんは他の店舗と掛け持ちになることもあって大変そうだったよ。
塾講師



部活の顧問の先生に塾(明光義塾)のバイトを紹介してもらってやったよ。人に教えることも、勉強になるね
理系な高専生は数学は得意でも、英語を教える時はかなり苦労をしている模様。
高校数学は高専の数学と違うところがあるので、数学にしろ英語にしろ、自分も勉強しないと教えられません。
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キャリア教育としてのアルバイト
- 何も考えずに眼の前にある作業をこなすだけになってしまう学生
- 目の前の作業がどういう意味を持つのか、社会にある仕事の中でどういう位置づけにあるのか考える学生
- 自分のキャリアと結びつけて考える学生
アルバイトをどのように考えて行っているのか、捉え方一つでそこから得られる学びは大きく変わってきそうです。
- 上流と下流
- 元請けと下請け
- BtoBとBtoC



バイトを通してこれらの意味がよくわかったし、自分はどんなキャリアを目指せば良いのか見えてきた。
バイト先で就職しないように
高専生に限らず大学生にもよくあることです。



キミ、優秀だから、このままここに就職しない?
優秀な学生には、上記のような声(悪魔の囁き)がかかることがあります。
そのバイトが自分の天職だと思えるのであればそのまま就職しても構いませんが、そこで一歩下がって考えてみてください。
そのアルバイト先だけが仕事ではありません。
アルバイトで学んだことは決して無駄ではなく、高専で学んだことも合わせて社会で役に立つと思います。



バイト先の塾にそのまま就職しないかと誘われたけど、確かに教えることは楽しくて自分に合ってるように感じたんだよね。だけど一歩下がって考えて、塾の誘いを断って、自分が目指した会社に就職して成功したよ。
塾のバイトで培った教える力は、後輩を指導する教育係になった時やプレゼンするときなど、役に立つ場面はたくさんあります。
お金の使いみち


貯めたお金の使いみちは、生活費のこともありますし、部活動に使用する用具を買うためにバイトに励む学生もいます。ちょっと高価な自分の欲しい物を買うために稼ぐ学生もいます。
海外留学の費用に当てたいと考えたり、海外ボランティアに行くための費用に当てたいと考えたり、その目的は実に様々。
人間関係にもお金がかかります



上級生になると、寮祭や高専祭のチケットを後輩たちから購入してあげなければいけなくなるから、思いの外お金が必要になるんだよ。誕生日プレゼントを買ってあげたりとかさぁ……。交際費が増えていく~~。
低学年の頃は、部活や寮の先輩におごってもらうことも多いですが、高学年になると当然ながら立場が逆になります。



後輩に奢ることが多くて、何のためにバイトをしているのか時々わからなくなる時があるんだよね。とはいえ、低学年の頃は先輩たちにめっちゃ奢ってもらってたから、文句は言えないんだけどさ。これも、社会の縮図をみている気分になるよ。
奢り奢られは社会の縮図。人間関係の潤滑剤。


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