快適な高専ライフを送るためには、先輩後輩の縦のつながりは非常に重要です。
なぜなら、
からです。
先輩から得られる情報は、本当に価値があります。
僕、人間関係を構築するの苦手なんだけど、大丈夫かなぁ?不安なんだけど。
同じような趣味や価値観を持っているやつが集まるから、仲間は見つけやすいし、それほど心配することはないよ。
- 中学よりも緩い先輩後輩関係
- 先輩後輩で生活をともにする寮生活
- 部活動の先輩後輩
そして先輩後輩で人脈を構築しておくことは、快適な高専ライフを送るために非常に重要で、
進学・就職、テスト勉強は情報戦
なところがあるので、先輩と仲良くしておいて損はないです。
中学よりも緩い先輩後輩
先輩後輩の関係は、中学時代よりも緩いものです。
普通高校(一部体育会系強豪校を除く)も中学より緩くなることが多いですが、高専はそれ以上に緩いと思います。
しかしその一方で、高専で築かれた絆は、普通高校に比べて、おそらくですが、かなり強いです。
それは5年間という歳月を高専で送ることの最大のメリットです。
生活をともにする寮生活
昔は先輩後輩の関係は厳しかったようですが、時代とともに緩くなってきたとは聞いています。
ただし、高専により寮によりかなり温度差があります。詳しく知りたいのであれば、高専生が発信しているブログやTwitterなどをチェックしてみると良いでしょう。
今でも5年は神様、1年は奴隷のところがあるらしいことは聞いています。
沼津高専の寮で、「5年は神様1年は奴隷」なんていうことはありません。
コミュニケーション能力が鍛えられる寮生活
家族と離れてはじめて経験する集団生活です。
はじめは戸惑うことも多いでしょう。多いというより、戸惑いしかないと思います。
中学時代は周りからヤバイやつと思われていた子でも、似たような趣味の子が集まりますので、仲間は作りやすいです。
オタク話を切り出せば、誰かしらすぐに仲間は見つかりますし、受け入れる土壌があります。
中学時代はなかなか仲間を見つけられなかった子でも、ここでは仲間が見つかります。
先輩に対する口の聞き方というものはありますが、趣味を同じにする先輩とはやはり話がしやすいものです。
最初はなかなかきっかけが掴めなかったけど、先輩とゲームの話で盛り上がっちゃってさ、今では一緒にゲームをする仲になったよ。
仲間が見つかれば、寮生活は楽しいものになりますし、仲間がいることでコミュニケーション能力が自然と鍛えられます。
時に優しく時に厳しい先輩方
それぞれの家庭にはそれぞれのルールがあるように、各高専寮にはそれぞれのルールがあります。
ルールは、快適な集団生活をする上で守るべき重要なものです。
ルールを守らなければ先輩に厳しく指導されます。寮則に従って、罰則も課されます。
わからないことは、先輩に聞けば、面倒くさがられながらも優しく教えてくれるのではないでしょうか。
高専は、良くも悪くも留年生も多いから、厳密な先輩後輩の定義なんてできません。
部活動の先輩後輩
部活動の先輩後輩の上下関係は、寮生活の上下関係よりも結束は強いと感じます。
部活動はさらに同じ趣味を持つ人間が集まりますから、当然のことですね。大会優勝を目指して先輩後輩関係無く一緒にがんばりますし、絆が強くなるのは当たり前のことです。
クラスや寮は主に横の繋がりだけど、縦のつながりを築くためには部活がオススメ!部活にもよるかもしれないけれど、部活は絶対入ったほうが良いよ!
進学・就職、テスト勉強は情報戦
部活動や寮で良好な先輩後輩関係を築いておくことは、テスト勉強において重要なことです。
テスト勉強だけでなく、進学や就職においても同様に重要になってきます。
テスト勉強
テスト勉強は先輩からいかに良質な過去問を譲渡してもらえるかにかかっています。
- その科目を教える先生が同じで、且つ、高得点を取っていた先輩の答案をゲットできるか。
- 良質の過去問を手に入れた同輩から、コピーさせてもらえるか。
部活と寮の先輩方からいろいろと情報を引き出し、ツテをたどって過去問を手に入れます。
良質の過去問を手に入れた同輩を探し出し、コピーさせてもらいます。
テスト対策は、日頃からの勉強(これが一番重要)だけでなく、コミュニケーション能力がものを言います。
成績優秀な先輩と仲良くしていれば、こちらから「ちょうだい」って言わなくても、
過去問いる?あげるよ。
と、先輩の方から声を掛けてくれます。
自宅通学で部活動にも入っていない学生
自宅通学で部活動にも入っていない学生は、過去問を手に入れるのに苦戦を強いられます。
自通生で部活動に入っていないやつって、テスト勉強に必要な過去問をどうしているのか、マジわからん。仲の良いクラスメイトからコピーさせてもらっているのかな?
過去問を手に入れられない学生は、愚直に勉強するほかありません。
進学と就職
進学先や就職先を選ぶときも、先輩方から情報をいろいろともらうことになります。
上級生は寮を出ていってしまうことが多いので、進学や就職の情報は部活動の先輩から話を聞くことが多いようです。
編入試験
寮や部活の先輩の様子を見ていて、先輩たちがどのように編入試験対策を行っているのか、垣間見ています。
その様子を見て、進学希望の子は編入試験に対する意識を高めていきます。
編入試験に合格した先輩から、試験情報だけでなく、勉強方法も教えてもらっているようです。
学生にもよりますが、ほとんどTOEIC対策が多いようです。おすすめの問題集を聞いて、とりあえず真似をしてみるところから始めてみます。
受けるかどうか関係なく、大量に編入試験の過去問もらったわ。
大学に進学した先輩に連絡をとって、受験前に大学を案内してもらったり、実際のキャンパスライフを聞いたり……。
編入後も、いろいろとお世話になるのかな?
就職
就職先企業を決めるときも、先輩の体験談というものは、重要な位置を占めます。
一番気になるところは、高専卒がどのような待遇を受けているかでしょう。
高専卒の実際の待遇は、企業の求人案内からはなかなか見えないこともあります。実際にその企業で働いている先輩に教えてもらうことが、一番手っ取り早いです。
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