普通高校とは違い、長期休暇中の部活動があまりない高専生。
長期休暇中どう過ごすかは、学年によって異なります。
いろいろな過ごし方がありますが、代表的なものを紹介します。
アルバイト三昧
一番多いのは、アルバイトです。
お金のためというよりも、暇つぶしです。生活リズムを維持するためです。
中学時代の友人とは時間も話も合わなくなってしまっています。人と交流するという刺激を求めてバイトをします。
1年生の夏休みはどう過ごしていいか分からないため、アルバイトをしない子が多いです。しかし何もしない夏休みという地獄を味わった後の1年生の冬休み、または春休みから、バイトを始める子が多いです。
バイト先としては、まかないが用意される飲食店が人気です。
勉強をする
夏休み明けには前期期末試験があります。
そのための試験勉強を……する学生はあまりいないかもしれません。
全くやらないわけではないですけどね。
多くはありませんが、課題やレポートの宿題があったりなかったり。
長期休暇は自分がわからなかったところを、過去にさかのぼって復習できるチャンスです。できれば怠けずに勉強したいもの。
塾に通う
1年生の夏休み限定で、夏期講習に参加させたなんていう話を、稀に聞きます。
目的は、生活リズムを乱さないためと、学習習慣を途切れさせないためだとか。
高専の学習内容は普通高校のものとは違いますので、成績アップよりも習慣維持の目的で行くようです。
1年生以外で塾に行ったという話は、私は聞いたことがありません。
自動車学校に通う
自動車免許を取得できる年齢または学年がいつからなのかは、高専に確認してください。
18歳以降なら普通自動車免許を取得できますが、高専によっては3年生までは禁止していることもあります(学校には内緒で取得していることもあるらしいですが、おすすめしません)。
長期休暇に自宅から自動車学校に通う学生もいれば、友人たちと一緒に合宿免許で取得する学生もいます。
大学生や高校生たちに混じってもよし、そのような人たちがいない時期を狙ってもよし。
スポーツ
部活動
毎日あるわけではありません。
閉寮している期間でもあるので、自宅から高専に通える学生しか部活動は出来ません。
合宿所を利用して部活の合宿が1週間ほど行われることもありますが、女子の合宿所はないことがあり、女子は参加できません。自通が可能なら参加できます。
部活動のために新幹線で通ったとか、ウィークリーマンションを借りたという話も…
無理して参加する必要はありません。本人とお金次第です。
地元クラブチーム
クラブ上がりの子に多くみられます。
学校で部活動が出来ないので、かつて自分が所属していたスポーツクラブに顔を出して、一緒にプレーします。
小中学生しかいないようなところは、教える側としての参加になってしまいます。
大人がいるクラブなら、クラブのレベル次第でそれなりに楽しめるかもしれません。
クラブチームに高校生の年代が参加することは稀なので、意外と喜ばれます。
進学・就職準備
企業研究とインターンシップ
4年生の夏休み、原則として就職希望者は全員、進学希望者は希望者のみ、企業のインターンに参加します。インターン期間は約2週間のところが多いです。
4年生の夏休みは企業インターンに参加するので、他のことをやる余裕はあまりありません。
就職希望者は、3年生の春休みから企業研究を始めます。
オープンスクール
大学への進学希望者は、4年生の夏休み、早い子は2年生の夏休みから大学のオープンスクールに参加します。
オープンスクールに行くことは必須ではありませんが、進学したい大学を研究しておくに越したことはありません。
親として思うこと
普段いないやつが長期休暇になると戻ってくるわけですよ。
子どもが戻ってくると賑やかになるのは嬉しいのですが、母親としては…、家事が増える!
これに尽きます。
いつもより多い食事、いつもより多い洗濯物、いつもより多いゴミの量…。
そして何よりの心配事は…
娘のお昼ごはん、どうしよう…。
お弁当を用意したりはしていないのですけど、一応何かを作れるように食材は用意しておくようにしています(たまに忘れます)。
普段まとめ買いはせず、必要最小限のものしか買わないので、冷蔵庫はいつもほどんど空なの…。
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