【高専推薦入試】前日から当日のリアル!親子で乗り越えた緊張と対策の記録

中には小学生受験や中学受験を経験したご家庭もあるかもしれませんが、大部分のご家庭にとっては高校受験が初めて迎える大きな受験。

高専受験も例外ではなく、大きな受験は初体験。

高専入試のその日が近づくにつれ、緊張感はピークに達します。

とある高専生の母

自分の受験経験を思い出しながら、子どもの受験に寄り添い、支えました。

本記事では、推薦入試前日から当日にかけての我が家の体験談を紹介します。同じ境遇の方の参考になれば幸いです。

目次

推薦入試前日:緊張MAX!親子の奮闘記

中学3年の最後の三者面談で、推薦を受けられそうだと分かったその日の夜、前泊するためのホテルを早速予約しました。

浜松から高速道路を飛ばせば、あるいは新幹線の始発に乗れば当日でも試験時間には間に合うのですが、試験日に朝からバタバタとしたくはありません。

気持ちに余裕を持って試験に臨むためにも、試験会場近くのホテルに前泊することにしました。

高専までの道のりの確認

地元民ではないので、周辺の道路事情がわかりませんし、普段から走り慣れている道でもありません。

遅刻はできる限り避けたいものです。ホテルに前泊するにしても、ホテルから高専までどのくらいの時間がかかるのか、知っておかなければなりません。

当日は何があるかわかりません。

ホテルから高専までの道を、車で二往復して以下のポイントについて確認しました。

  • ホテルと高専間の所要時間(これ重要)
  • 走りにくい道はないか
  • 道を間違えて迷ってしまうような場所はないか

最短ルートは住宅街を通る細くてわかりにくい道でした。

多少遠回りでも広くてわかりやすい道を選ぶことにし、所要時間も確認しました。

とある高専生の母

自他ともに認める方向音痴なので、わかりやすさ重視。

面接練習と眠れない夜

ホテルを出て食事に行くときも持ち歩いていた自作の想定問答集

食事をしているときも自作の想定問答集を開き、面接練習をしていました。

当然のことながら、それはホテルに帰った後も続きます。

娘が面接対策のために作成した想定問答集について、詳しくは下記をご覧ください。

とある高専生

お母さん、ここからなんか質問出して

とある高専生の母

えーっ!じゃあね~、あなたはなぜ機械科を選んだのですか

とある高専生

はい、父が機械のエンジニアで、幼少の頃から…。

夜が更けるにつれ緊張感が高まり、なかなか眠れない娘。

明日はいよいよ本番!早く寝たいところだったのですが、緊張しすぎてなかなか寝付けません。

とある高専生

全然眠れないから、面接の練習相手して!

そんな時間になっても、PCやスマホで高専の面接情報をチェックし、想定問答集に漏れがないかどうか確認。

深夜1時、2時、そして3時……。親子で面接練習を繰り返す中、少しずつ眠気が訪れ、ようやく就寝。

とある高専生

やっと眠くなってきた。寝坊するかもしれないから、お母さん、ちゃんと起こしてよ!

緊張のあまりなかなか寝付けず、親子ともに寝不足のまま試験当日を迎えることに……。

入試当日:緊張と安心の一日

翌朝、予定通りにホテルを出発。緊張しながらも高専に到着しました。

早く着きすぎたかな?とは思いましたが、ほとんどの受験生がすでに到着していました。みんな早いです。

とある高専生

女子はどのくらいいるんだろう?

女子の割合や知り合いの有無が気になる様子の娘。

体験入学や体験授業で見かけた隣の学区のあの女の子(祖父母の反対で高専ではなく工業高校へ進学したと、後日友人づてに聞きました)がいなくて、少しがっかりしています。

推薦面接控室での様子

試験の説明があり、控室で面接の順番を待ちます。

高専の先生

面接が終わった方は、ここで待っている必要はありません。終わった方から帰宅してください。

とのこと。

すべての学科が同じ控室。呼ばれるまで控室で保護者とともに過ごし、次の次の面接の番になったら、面接会場の入口で受験生たちは過ごします。

番号を呼ばれた子どもは面接会場に向かい、保護者は控室で子どもの帰りを待ちます。

とある高専生の母

娘の面接の時の時間つぶしに本を1冊持ってきていたけれど、心配であまり頭に入ってこなかったな。

控室では、早く面接を終えた受験生たちが保護者に報告している姿も見受けられます。

中学生

◯◯について聞かれたけれど、なんとか答えてきたよ。あまり自信ないけど、多分大丈夫だったと思いたい。

倍率の高い学科は、何やら小難しいことを聞かれたようなことを話しているのが聞こえてきます。

うまく答えられたとか、答えられなかったとか…、悲喜こもごもに親に報告していますが、どの子の面接が終わってホッとした表情に変わりはありません。

面接前と後では顔が違います。

面接終了、そして帰路へ

とある高専生

面接終わった~♪

面接を終えて、安堵した表情を浮かべながら娘が控室に戻ってきました。

帰りの車では、試験中の出来事や面接の感想について怒涛のお喋りをする娘。

  • 面接を待っている時の周囲の様子
  • どんなことを聞かれたのか

しかし夜中の3時まで面接練習していた疲れから、30分も車を走らせると眠ってしまいました。

私自身も眠気が襲い、途中何度も車を停めて仮眠を取りながら帰宅。

通常下道で3時間で着くところが、倍の時間(6時間ぐらいかかったような気がする)かかりました。

長い一日でした。

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推薦入試を振り返って

高専の入試は、受験生だけでなく親にとっても一大イベント。

高専に行きたいと言い出してから、推薦受験を目指すべく内申点アップに励んだ日々、そして迎えた推薦入試当日。

本記事では推薦入試前日と当日の我が家の経験を紹介しました。

試験のために前日に行ったポイントは、以下の3つ

  • 前泊が安心:遠方の場合は、ホテルに前泊し、時間的余裕をもって臨みましょう。時間的余裕は心の余裕に繋がります。
  • 道順の下見:事前に道のりを確認しておくと安心です。
  • 面接練習:想定問答集を用意し、親子で対策すると良いでしょう。

高専入試は緊張の連続ですが、親子でしっかり準備すれば乗り越えられます。親子での面接練習は特に効果的だったと思っています。

入試当日は、リラックスして本来の実力を発揮できるよう、親としてできる限りのサポートをしてあげましょう!

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この記事を書いた人

沼津高専機械工学科を卒業し、現在豊橋技科大4年生の娘をもつ母です。
娘は2年時:階長、卓球部部長→3年時:棟風紀、学習支援部長、卓球部部長、美化副委員長→4年時:寮生会長、美化委員長
私は教育後援会教育部会副部会長(2年時)→浜松支部副支部長(3年時)→浜松支部支部長(4・5年時)
と歴任しました

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