女子高生は、略して「JK」と言われます。
高専生の場合も女子高専生だから、JKかと思いきや「高専女子」になるからKJになるらしいです。
高専を志望する女子中学生向けに「キラキラ高専ガール」なんていうパンフレットまで用意されています。高専ガールなので、やはり女子高専生ではなく高専女子のようです。
高専は5年制だから、JKを5年間使えるかと思ったら大間違い。
そもそもJKではありません。KJです。
年齢的には、やはり高校生+短大生なので、KJだといってもその辺の女子高生の生態とあまり違いはありません。
ほとんど違いはありませんが、高専女子らしい特徴もあります。
これがわかれば、普通の女子高生と高専女子の見分けが分かるかもしれません。
KJの特徴
KJと言っても、年齢的な中身はやはり女子高生や女子短大生なのですが、KJらしい特徴があります。
高専にはものづくりが大好きだったり、数学や理科が得意な女子が集まります。いわゆるリケジョが集まります。
会話が数学的です
女子に限らず男子にも言えることですけど、学年が上がるにしたがい、会話に数字だけでなく数式が混ざってきます。普通の会話に三角関数が登場してきたりします。
比喩として、数式が出てきます。
スポーツの技術の上達を y=ax+b とすると、小中で活動していたからbの部分は大きいかもしれないけれど、高専は部活がそれほど盛んではないからaは小さいんだよね。部活の盛んな高校はbの値が小さくてもaが大きいから、高校入学時点でのyが小さくても、いずれ抜かれちゃうんだよ
他にも
○○がタンジェントってる!
意味がわかりませんが、無限大に大きくなるということを表現しているそうです。
この角度、この回転、このスピードで飛んでくるボールは、こう打てば、理論的に打ち返せるはず!
わかる気がします。
今日の髪型サインカーブになってるよ!
寝癖がついてる髪を指してサインカーブ。コサインカーブではないところがポイントです。
リケジョですね。
トイレットペーパーを引き出すとき、摩擦係数μが妙に大きくなっているなって思ったら、引っかかってたよ。
と言ってきたときなんかは、
文系女子とは絶対話かみ合わないだろう。
お母さんも理系だから言いたいことはわかるけどさ、それ、ぜったい文系女子に通じないから!
なんて返しちゃいました。
ファッションが地味なのか派手なのか……
制服がある高専もありますが、制服がない高専もあります。
普通高校と違って制服がない上に身なりに関する校則がないため、自由にファッションを楽しんでいます。
だいたい高専1年の夏休みに髪を染め始める子がく、中には金髪にしている人もいます。パーマをかけることだって自由です。逆に女子は黒髪の方が目立ちます。
1年生で髪を染めていた子も飽きるのか、なぜか2年生になると地毛に戻る子が増える不思議。
本当は染めてみたいけど、部活動で他校と試合をするときに悪目立ちをするからという理由で染めない子もいます。ピアスの穴を開けている子も多い。
思い思いにファッションを楽しんでいます。
しかし、文系女子ほどファッションに興味があるわけではなく、基本はやはり地味です。
コーディネートにどこかおかしな所があったり、色の組み合わせがおかしいことだってあります。
どうしてそうなった?というファッションで闊歩してたりしますが、まぁ、そこは愛嬌です。
メイク自由
普通高校と違い、化粧は禁止されていないので2年生ぐらいになると化粧をすることが普通になってきます。
娘がイモトのような眉毛を書いていたときは驚きましたけど…。
最初は下手でも、次第に化粧も上手になってきています。
社会に出る時、いきなり化粧を始めるのではなく、高専時代に練習ができるので、悪いことではないと思います。
まとめ
JKとKJの違いなんて、どうでも良いことですけどね。
ただやはり正確には女子高生ではないので、「女子高生?」とか「女子大生?」と聞かれると、答えに窮してしまうことがよくあるようです。
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