高専の勉強についていけるか心配だけど、大丈夫かしら?

高専には大学と同じように留年という制度があります。

留年という制度があることに不安を抱く保護者は多いでしょう。

我が子が高専に進学する場合、留年しないように、高専の勉強についていけるかどうか、保護者にとっては大きな心配事の一つです。私も心配していました。

普通高校でも病気等で出席日数が足りなくなるなどして留年することはありますが、その割合は0.3%と言われていますが、高専は毎年クラスに数人は留年していきます。

高専は留年する割合が高いので留年しても目立ちませんし、白い目で見られることなんてありませんので、その点はご安心ください。

目次

中学校での成績は当てになりません

中学校での勉強と、高専の勉強は全く別物になります。

それは高校や大学でも同様のことが言えるかもしれません。

普通高校であれば、中学の延長の感覚で勉強を進めていけば、それなりの成績を修めることが出来ます。

大学は、高校での勉強方法と同じ方法を採っていては,優秀な成績を修めることが出来ません。

中学→高専は、高校→大学へ進学したときと同じぐらい勉強方法に違いがあります。

高専に入学してすぐに新入生テストがあります。その新入生テストはほぼ中学の時の学力が点数に現れます。

新入生テストでビリだったとしても、心配することはありません。

先生

新入生テストは一応成績には入れるけど、新入生テストの順位は高専の勉強が始まってからの順位とは何の関係もないからね。内容が全然違うから。

高専の勉強は中学の勉強とは全く違うため、新入生テストの結果は気にしなくていい。

これは本当です。

実際、新入生テストがビリでも、高専の勉強が合っていればその後のテストではトップ争いをしていることがあります。新入生テストがトップでも、高専の勉強が合っていなければ、ビリ争いをします。

工学分野に興味がなかったり、理数系が苦手だと高専の勉強は苦痛になるので、その見極めは重要です。

高専の勉強が合っているかどうかの見極め

高専に進学することを考えた場合、高専の勉強がその子にあっているかどうかの判断は、本人だけでなく中学の担任の先生や保護者の目も重要になってきます。

与えられた課題をこなすだけの100%受け身姿勢の子は、高専の勉強についていけなくなる可能性が高くなります。受け身ではなく、積極的に勉強法を考え、自ら勉強できる子であればそれほど心配する必要はありません。

とにかく、中学での勉強が学校の課題に頼りっぱなし、塾の課題に頼りっぱなしで、自分にあった勉強法を考えることが出来ないような子は、厳しいです。それは普通高校から大学に進学したときでも同じことが言えます。

テストは日頃の勉強も大切ですが、情報戦でもあります。先輩とのコネを築き上げ、過去問を手に入れ、過去問を解いて勉強できる子であれば、その科目については問題ありません。

いかに成績優秀な先輩と仲良くできるかが重要です。

授業にきちんと出席し、課題を提出し、テスト勉強をきちんとしていれば、それほど心配することはありません。授業をサボったり、課題を提出しなかったり、テスト勉強をしないと留年する可能性が上がります。

先生方も単位を落とさないようにフォローしてくれますが、本人にやる気が無いと網からこぼれ落ちていきます。

技術者になる強い意志

自ら勉強する子は、高専に進学するときの覚悟がやはり違います。

工学に興味がないにもかかわらず、なんとなく高専に進学してしまったような子は苦労します。途中から工学の面白さに目覚めた子は化けますが、興味を持てないままだと、勉強に興味がなくなります。

高専の勉強についていけるかどうかを心配する前に、我が子が本当に技術者になりたいという強い意志があることを確認してください。

強い意志がある子であれば、自ら勉強します。

技術者になりたいという意思が強い子は、たとえ留年しても退学することなく卒業していきます。

誘惑に負けない心

高校デビューならぬ高専デビューではっちゃけてしまい、ゲームにハマるなどして勉強が疎かになってしまう子がいるかもしれません。

はっちゃけてもすぐに我に帰ることができれば良いのですが、そのままずるずると誘惑に負けてしまって、勉強が疎かになってしまい留年し、退学してしまうような子は少なからずいます。

高専への入学はゴールではありません。

誘惑に負けず、技術者になるという強い意志とともに自ら勉強できる子であれば、入学時の成績が悪くても心配する必要はないと思います。

高専に入る動機が弱く、高専についてよく調べもせずになんとなく高専を選んでしまったような子は、勉強に興味がなくなってついていけなくなる可能性が高くなります。

勉強のワカラナイを解決するために

高専は普通高校と違って塾で挽回するという方法がありますが、高専は普通高校とは学習内容が異なるため、塾に通っても意味がありません。

勉強がわからない時は、できる子に聞いて解決するというパターンが多いです。

それ以外にも、先生の研究室に行って、5年生や専攻科生に聞いて解決することもあります。

勉強がわからない学生のために、各高専は様々な学習支援対策を行っています。

まとめ

高専の勉強についていけるかどうかの判断は、普段から子どもの様子を見ている担任の先生や保護者の目が重要になります。

意外と自分のことは、自分では分かりません。

ましてや、中学3年で進路を技術者に決めてしまってよいのかどうか、賛否両論あると思いますが、本当に本人次第です。

自分で考えて行動でき、自らの頭で自分の将来について悩みに悩んで決めた結果、子どもが高専を選択したのであれば、勉強のことを心配する必要はないと考えています。

高専の勉強についていけるかどうか心配であるならば、担任の先生やご両親に相談してみてください。

そして自分の頭で考え抜いて高専という選択したのであれば、きっと、高専の勉強についていけます、たぶん。

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この記事を書いた人

沼津高専機械工学科を卒業し、現在豊橋技科大3年生の娘をもつ母です。
娘は2年時:階長、卓球部部長→3年時:棟風紀、学習支援部長、卓球部部長、美化副委員長→4年時:寮生会長、美化委員長
私は教育後援会教育部会副部会長(2年時)→浜松支部副支部長(3年時)→浜松支部支部長(4・5年時)
と歴任しました

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